床
はい、床の写真です。
Ito・ M・Studioの床はこんな感じです。
味がありますね。はい。
代々木上原のあんぐりするような坂をとことこ上り、演技研究クラスの面接を受けに来たのはもう2年前になります。
そこそこに緊張していましたが、席に座るとお茶が用意され、なんとチョコレートまでいただいたので( ! )終わる頃にはすっかり和んでお話ししていました。
帰り際、スタジオの独特な床板が気になってチラチラ見ていると、スタジオ運営者の伊藤慶子さんが気づいたのか、私に話しかけてくださったのです。
Ito・M・Studioの床板は元々船の甲板だった木材を使用しているのだと教えて貰いました。
その為、床には所々水捌けの穴があり、伊藤正次演技研究所の生徒さん自らが穴を塞いで凹凸を無くす作業をしたのだとか。
この床板には沢山の人々の血と汗と涙が、努力が染み込んでるのよ。
慶子さんのこの言葉を聞いて、私は演技研究クラスに入る意思を固めました。
公演まで1ヶ月を切りました。
たくさんの方々のご協力のもと、演技研究クラスの生徒一同、レッスン毎に汗と涙を流しています。
幸いにして流血沙汰はまだ起こっておりません。
私たちの作品に向ける思いが、多くの先輩方の後に続き、スタジオの床にしっかりと刻まれていることを祈って……
今日の朝は納豆ごはん
昨日の朝も納豆ごはん
明日の朝も納豆ごはん
安田明由(3期)
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